猫の皿
落語には動物が出てくる話がたくさんありますがその代表的なお話です。
美術鑑定人の男が一件のお茶屋に入る。そこには汚い猫が居てお皿で水を飲んでる。良く見るとその皿は絵高麗の皿で300両ほどで取り引きされる皿。
そこで男は亭主を呼び猫をくれないかと訪ねる。
亭主はペットだからと断るが男は3両で譲ってくれと言う。それならと亭主は了承をする。
男は皿が変わると猫が可哀想だから皿もくれと言う。
亭主は「バカいいなさい。あれは絵高麗の皿で一皿300両ほどの価値がありますよ。」全部知ってた。
男「なんでそんな皿を猫に使うんだよ」
亭主「時々猫が3両で売れますので」
男はいらない猫をもらい3両減ると踏んだり蹴ったりですが騙して安く貰おうとしてるのでしょうがないですね。