rakugoyotarou’s blog

日本の昔からある文化落語について紹介していきたいと思います。

寿限無

まずは有名どころの寿限無

落語を聞いたことない人でも寿限無は知ってる方が多いのではないでしょうか?最近だと国語の教科書にも載ってるとかで。

ある夫婦に子供が生まれる。お寺の和尚さんに縁起の良い名前を教えてもらう

まずは「寿限無」これは寿命がないくらい長生きするよって意味

 

「五劫の擦り切れ」天女が水浴びをして泉の岩がすり減ることを一劫。水浴びして岩がすり減ることも長いのにそれの5倍。ヤバイよね。

 

海砂利水魚」海の中の砂利や魚を数えることは難しいので無限の意味

 

「水行末雲来末風来末」水や雲や風の行く末には果てがないこと

 

「食う寝るところに住むところ」食う寝るに困らないこと

 

「やぶらこうじのやぶこうじ」やぶこうじと言う植物。すごく生命力が強い

 

パイポパイポパイポシューリンガンシューリンガングーリンダイグーリンダイポンポコピーポンポコナーの長久命の長助」はい。ふざけた。パイポ王国のシューリンガングーリンダイの娘達がポンポコピーポンポコナーで超長生きした。

 

これらを薦められてどれか一つに絞れなかった夫婦は全てつけてしまう。縁起物だらけの名前の為すくすくと育ちガキ大将になる。そんな寿限無…以下略に殴られたと子供が来る。しかし寿限無の名前が長すぎてコブが引っ込んじゃう。人間の治癒力スゴいねって話

後半の寿限無の名前を何回も早口でまくし立てるところがこの話の肝。いかに噛まずに早く言えるかがポイント。

実は寿限無悲しいオチもあるそうで。

池に溺れた寿限無を見た友達が大人を呼びに行くが名前が長すぎて溺れ死んじゃうブラックユーモア。いや長生きする名前じゃないんかい!!!

私は今の寿限無のが微笑ましくて好きですね。今回はこの辺にしておきます。

ブログも名前も長すぎるのは良くないですね